サクションパイプって、なに？

その名のとおり“Ｓｕｃｔｉｏｎ”とは、英語で“吸入”の意味です。
空気を吸う、水を吸う、様々な吸い込む行為に使われます。

新たに開発されたＢＲＤ社のジムニー用サクションパイプはまさしくエンジンが空気をちゃんと吸い込むためのパイプです。

ジムニー用サクションパイプ　

ノーマル車はエアークリーナーＢＯＸとタービンの空気吸入パイプとの間をジャバラゴムパイプで連結した構造です。ボディー側に装着されたエアークリーナーＢＯＸとエンジン側のタービンの吸入部をそのジャバラゴムパイプにより伸縮、変形する事で振動を吸収する構造になっています。
しかしそのジャバラ構造では内部を通過する空気自体が乱流の壁を作り相対的に管の内径が細くなる事と同じ現象が起きるのです。また柔らかいゴム製なのでエンジンの吸入脈動によってパイプ全体に脈打ち現象が起こり、空気流入量の低下につながります。
パイプの中で空気を上手く流す為には摩擦抵抗が小さいこと、整流であることです。
空気とパイプ壁面の摩擦は内面が滑らかなほど小さい、また断面が真円なら摩擦を生じる面積が小さいのでさらに小さい。流体は渦を巻いていたり乱れた圧力変化があると流れが遅くなるのです。

そのデメリットをＢＲＤ社は独自の設計思想と技術でこのサクションパイプを作り上げました。
もちろんジャバラ形式でなくゴム素材でもなくエンジン側にマウントです。

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ＢＲＤ社のサクションパイプ

ＢＲＤ社のサクションパイプはハイドロフォーミング技術を駆使し、０．８ｍｍ厚のｽﾃﾝﾚｽ304材を使用し、軽量・高剛性、さらに磨き込んだ美しいスムーズな曲線ラインの完全なサクションテーパー管です。

パイプが非常に太かったり容積が大きくなると流速（吸引力）が変化する瞬間のレスポンスがよくなります。
しかし、連続的な流れの効率面ではインレット径とアウトレット径に大きな段差があると渦流と圧力変化の両面で大きな抵抗になってしまいます。

その両面のバランスには完全なテーパーサクションパイプが必要なのです。

ボンネットを開けた時のメカニカルな機能美、アクセルのＯＮ/ＯＦＦに応えるダイナミックなサウンドとドライブ感覚。
新次元のコンピューター燃調を得てまるでブーストをアップしたような加速とパワーを実感する事が出来ます。

また、パワーかトルクか。ドライバーの欲求に応えるべき２タイプを用意いたしました。

このキットにはサクションパイプ本体・エアーフィルター・ステースプリング等装着に必要なパーツがすべて同梱されています。

◆サクションパイプ生産終了しました。